2012年8月15日水曜日

死の影五人衆

Dungeon #195に掲載されたD&D 4版のシナリオ、「The Five Deadly Shadows」を紹介します。筆者は近々DMする予定です。

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http://www.wizards.com/dnd/Article.aspx?x=dnd/dun/201110shadows

最初のフレーバーテキストとAdventure Synopsisをほぼ直訳したものです。

Hiro Yunは刀を挟んだ帯をきつく締めた。
「博愛(benevolence)、誠実(sincerity)、勇気(courage)、礼節(courtesy)、正直(honesty)、名誉(honor)、そして忠義(loyalty)。」彼は言った。
「これらこそ、私が死の影五人衆(the Five Deadly Shadows)を打ち倒さなければならない理由である」
そばにいたモンクは深くお辞儀をした。「お代官様、お許しください」と口に出す。
「彼らは五人で、あなたは一人。もしあなたが成功しなかったらどうなるのでしょうか?」
Hiroは頷いた。「その時には某(それがし)は義務を果たした事になる。貴殿は他の者達が来るのを祈ってくれまいか」

概要:

 Kudoku(功徳)の町は絶望に瀕していた。その行政官(Kara-Turでは代官(daikan)と呼ばれる)が“死の影五人衆(the Five Deadly Shadows)”として知られる暗殺者集団の勢力に挑んだものの、志半ばにして倒れてしまったのだ!
 
影たちは“武士道”--封建時代日本のサムライたちが守っていた戒律--における徳の堕落を象徴している。この冒険では七つの徳がKara-Tur社会を導く原理を表す物として用いられている。それぞれのイベントは徳の一つに焦点をあてることで、プレイヤーとキャラクターがこれらの社会原理に対し理解を得る助けとしている。
七つの徳をマスターすることで、キャラクター達は死の影五人衆をより簡単に打ち倒すことができるようになるだろう!