2012年6月17日日曜日

DnD Next: Advantage

advantageとdisadvantageをどう解釈していいか良くわかっていなかったので計算してみました。
出目1は便宜上そのままにしてありますが、必ず失敗なのでまた別途考えなければなりません。とりあえず今回は飛ばします。

400通りのダイスロールの平均を取れば通常のロールより3.325(5%をかけると16.625%)、advantageでは大きくなりdisadvantageでは小さくなることは自明なのですが、簡単に平均を取って済むような問題ではなさそうです。表中のsuperiorityという列はadvantage||disadvantageがある状態の成功率(表中probability)から通常のダイスロール(表中NORMALの列)引き算したものなのですが、一律ではなく分布があります。ということは、advantage||disadvantageを取ることは、±3.325のボーナス||ペナルティとは単純に置き換えられず、目標値によって効果が違うと考えなければならないのです。
例えば、目標値11でのNORMALの命中率は50%、advantageありでのprobabilityは75%ですが、NORMALで命中率が75%の目標値は6であり、+5のボーナスがあることに等しい事になります。自動失敗とクリティカルを除けば、このsuperiorityのような数字を参考にボーナスを考えたほうが現実に近くなると考えられます。クリティカルの話さえ抜きにすれば、目標値19の場合、advantage(+9%のsuperiority)よりも+2ボーナス(換算すると10%のsuperiority)の方が、先ほど自明といった+3.325ボーナスよりも値が小さいにも関わらず効果が大きいわけです。

クリティカルのような一定のしきい値がある場合の事はどうしようと迷った挙句、advantage||disadvantageがある状態の成功率(表中probability)を通常のダイスロール(表中NORMALの列)で割り算した物を一番右の列のoddsとして計算しました。例えばadvantageがある時、19以上の出る確率は10%→19%となり、1.9倍のoddsとなります。
こうしてみるとdisadvantageは本当に悲惨ですが、いずれは冷静になって考えてみないといけませんね。


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